ポレーションって何?

こんにちは。(有)ミッシェル商事の國志です。今日もエステティシャンの皆様に有用な情報をお届けしたいので頑張ってお話したいと思います。

 

タイトルの「ポレーション」ですが、エステティシャンの皆様でしたら、すでに聞いたことがあったり お勉強したことがあったりしていらっしゃるのではないでしょうか?

 

もし、初めて聞いたという方は この機会にぜひ、覚えておいてくださいね。

 

ざっくりと申しますと、美容機器を使用して お肌へ有効成分を強制的に導入する方法のひとつがポレーションという技術です。イオン導入という方法も聞いたことがあると思いますが、どのように違うか これまたざっくりと簡単に説明させていただきます。

 

イオン導入法は、すでに多くのエステサロン様で施術メニューとして実施していらっしゃる方も大変多い方法だと思います。そのくらい人気があるメニューですし、効果も期待できる方法です。イオン導入でお肌に浸透させることが出来る成分といいますと 水溶性のビタミンCなど お肌に電気を流すと 成分自体がイオン化(+とか-イオン)していることが条件となります。

 

電気の流れる方向を調節することで、お肌上にのせた有効成分と電気が反発することで強制的にお肌の深い層にまで 有効成分を届けることが出来るという優れた導入方法です。一般化粧品を普通に塗布する場合に比べて、その浸透効果は30倍~50倍といった研究成果も発表されたりしています。

 

当社では 特にイオン導入用としてはビタミンCにプラセンタを加えた「Cプラ」という製品が人気です。しかし、このイオン導入法には弱点もございます。上記に書いたようにビタミンC&プラセンタ水溶液のようにイオン化して浸透する成分には大変有効なのですが その他のイオン化しない成分に関しましては、ほぼ効果がございません。

 

ビタミンC&プラセンタは「美白、くすみ対策、ニキビ対策など」には効果がとても期待できますが 例えば「シワやタルミ」などには あまり効果が期待できません。

 

このような場合には、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチン、EGFなどが有効と思われますがそれらは、イオン導入できない成分なので、これまでですと自然塗布によるもの以外はあまり行われておりませんでした。

 

それで、最近の主流になりつつあるポレーションが登場ということになるわけですが、これは元々、外国の医療で開発された麻酔技術の応用したものと聞いております。注射針を使わずに 麻酔薬を皮下に投与する方法として開発されたそうです。

 

ポレーション=電気穿孔導入法と呼ばれておりまして、エレクトロポレーションとかプラズマ波とかメーカーによって色んな呼ばれ方をしていますが原理的には、ほぼ一緒だと思います。

 

お肌に一時的に短い強い特殊電気パルスを与えることで、お肌内部に一時的に透過通路を形成してくれます。特に毛穴や汗腺といった孔の内壁細胞よりお肌内部に深く、有効成分を浸透させることが出来る技術です。

 

この技術によって、イオン導入では出来ない成分を お肌内部に強制的に送り込むことが出来るようになった技術だとご理解ください。

 

こういった技術ですので、サロン様によってはノーニードル(注射針のない)コラーゲン注入法とか美容整形でコラーゲンやヒアルロン酸を注射してもらうような効果が得られると宣伝していらっしゃるようです。ちょっと大げさな感じはしますが、これまでの美容技術からいたしますと このような大きめの分子構造をもつ美容成分を浸透できるポレーションはやはり、技術的な大進歩ですから、使っていきたい技術の一つだと思います。

 

お肌内部に浸透する技術なわけですから、成分材料にも気を使ったほうがよろしいでしょう。本来ですとサクシニルアテロコラーゲンなどがBESTかと思いますが、とても高価ですので代用品といたしまして EGFエクストラエッセンスやCBSの原液タイプの製品などでも大丈夫だと想思います。

 

ポレーション用機械は、業務用機器もございますが、ご自宅サロン様には負担が大きい出費になるので 質の良いご家庭用ポレーション美容機器でも効果は期待できますので、ぜひ、ご検討・ご相談ください。

 

余談ですが、このポレーション技術を利用して脂肪溶解に有効な成分を浸透させる方法のことを

「メソセラピー」といいます。(ホスファチジルコリンなどを利用します) ポレーション技術の応用(メソポレーション)と言えます。

 

このように浸透させる成分によって、美肌や痩身に利用できるようになったポレーション製品、当社の会員様サイトでご案内しておりますので、お時間があるときにでもぜひ、ご覧になってみてくださいね。

(会員サイトはご登録いただいたサロン様のみ閲覧可能となっております。)

それでは、また!

 

 

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