紫外線の季節がやってきますね。

こんにちは、Kunishiです。今日 呉市は雪がちらつきました。

う~ん、結構寒いですわい。それなのに、なに このタイトル。

 

まあ、でも最近は年中紫外線対策のお話は出ておりますので、タイムリーでないにしろ もうそろそろですねってことでご容赦ください。

 

年々、気候が温暖化していることと関係あるのでしょうけど 紫外線量がとても増えているらしいです。一般的にはオゾン層の破壊が原因と言われていますが、そのせいで有害な部分の紫外線量が増えております。

 

紫外線には大きく分けてA波、B波、C波とありまして、C波はオゾン層でほぼすべてカットされております。C波は殺人的な放射線ですので、カットしてくれなければ生命はすべて消滅するらしいです。怖いね。(ToT)

 

その親戚のA波やB波もオゾン層でかなり和らげられているらしいのですが、この辺りがちょっと不安定になってきています。ですので、紫外線から防御することが最大のアンチエイジングとも言えますね。

 

紫外線を浴びますと お肌はそれに抵抗しようと肥厚して硬くなったり、メラニン色素を生成してお肌内部に光を通させまいとするので 黒く焼けたりします。過剰にメラニン色素が生成されますとシミの原因になったりもいたしますので、できれば日焼けはしないほうがよろしいですね。

 

昔は健康のために日光に当たって ビタミンDを体内で作って健康な骨を作りましょうとか一生懸命に言っておりましたが、日光浴は最近は危険だという風潮です。骨生成のためでしたら 朝日のうちに10分程度 やわらかい日差しを浴びるといいのだそうです。

 

日中はどの季節でも 今は安全とは言えませんね。

 

それから、紫外線対策には帽子や長袖のシャツなどで できるだけ露出しないこと。それから目から入ってくる紫外線も結構やっかいなのです。たくさん入りますと皮膚にメラニンを生成する機能があるらしいので、できればサングラスで目から入ってくる紫外線もカットしましょう。帽子をかぶっても 反射などで目から結構な量の紫外線を認識するので、気を付けたいことではあります。

 

それから、一番私たちに関係する紫外線対策は 化粧品のUV対策商品ですね。各メーカーさんから出ていますし、強弱で普段使いや年中使用 もしくは外出時やレジャーなどで使い分けるように設定されています。

 

お顔と体で使い分ける方もいらっしゃいますが、当社で販売しておりますのは基本的に 女性のお顔(フェイシャル)用ですから、どこに塗っていただきましてもまず、問題はございません。

 

強さに違いがあったり、目的に違いがあったりしますからその都度、ご要望に応じて ご使用いただければと思います。

 

最近の製品は、化粧下地としての機能やファンデーション機能まで備えたものまでございます。

例えば、ピーチポウですと3種類あって

①フィットメイクベース SPF11/PA+

②ホワイトサンプロテクト SPF24/PA++

③UVブロック50 SPF50/PA+++

①は化粧下地の機能が主ですから、紫外線予防効果は低めです。

そのかわり、メイクをきれいに仕上げるキメの細かいミルク状の製品です。

②は日常使いとしてはもっとも平均的な日焼け止めで、顔から体まで使いやすいです。

③は強力なので、アウトドア―的な製品でしかもウォータープルーフ。ですから取れにくい。

 

CBSですと

①エステラボ メイクアップベース SPF10/PA+

②UVホワイトプロテクト SPF30/PA++

③ラボプラス RUVカラー SPF50/PA++++

①は化粧下地ですので、やはり弱め。

②は年中使用に適した使いやすい程度のものです。白くなりづらいので人気があります。

③は新製品で、強力な紫外線対策、しかもファンデーション機能も優れていて 美容液も配合。

 

お客様ともよくお話しいただいて、どのように使うのか、どんな目的で使うのかをしっかり教えてあげましょうね。

 

今日の最後は、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤のお話です。ネットなどで紫外線吸収剤は悪いものだから入っていないものがいいといわれる方もいらっしゃいますね。私の知っている範囲の話ですが 一時 SPFの上限がなかったころ 競争のようにSPF250以上とかよくわからないような製品が氾濫しました。

 

現在では、良識の範囲でメーカーも製造しているので、無駄に効果がないようなSPFを求めたりしておりません。紫外線吸収剤もそのころ、あれやこれや入れまくっていたころならいざ知らず、現在では大方の製品が安全だと思います。

 

紫外線吸収剤は、紫外線を吸収するとほかのエネルギーに変換してくれる材料です。簡単にいうと紫外線を取り込むと化学反応で紫外線エネルギーを変換してくれるのです。

 

どんな成分かといいますと

メトキシケイヒ酸オクチル
ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
オクチルトリアゾン
パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル などです。

しかし、ずーと変換し続けれれないのが問題になって 紫外線が漏れ出すとか言われるようになりました。現在の多くのUV製品は、両方の良いところを利用して 吸収剤と散乱剤のバランスで成り立っているものが多いです。散乱剤は、鏡みたいに紫外線を反射させて皮膚方向に紫外線を入れないのが特徴です。

 

しかし、これだけですと材料が酸化チタンや酸化亜鉛などですから落ちやすく これを大量に入れるとお肌が真っ白になってしましますし、落ちにくくすると皮膚呼吸の妨げになったりします。UV製品でお肌が荒れた経験がございませんか?それは、このせいかもしれません。

 

そういった理由で、お肌的には紫外線散乱剤を適量入れて、皮膚呼吸の妨げにならない程度で白くなりすぎないようにして 足らない部分の穴埋めを紫外線吸収材で行うのが良いと考えられています。

 

ちなみにUVホワイトプロテクトには、吸収剤t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンが使用されていますが、RUVカラーはファンデーションカラーが入っているので、白浮は気になりませんから、散乱剤のみで高SPFを実現しています。

 

何事もバランスと適量だと思っています。

ご質問がありましたら、ミッシェル商事まで。それではまた!

 

 

 

 

 

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