ポレーションって何?

こんにちは。(有)ミッシェル商事の國志です。今日もエステティシャンの皆様に有用な情報をお届けしたいので頑張ってお話したいと思います。

 

タイトルの「ポレーション」ですが、エステティシャンの皆様でしたら、すでに聞いたことがあったり お勉強したことがあったりしていらっしゃるのではないでしょうか?

 

もし、初めて聞いたという方は この機会にぜひ、覚えておいてくださいね。

 

ざっくりと申しますと、美容機器を使用して お肌へ有効成分を強制的に導入する方法のひとつがポレーションという技術です。イオン導入という方法も聞いたことがあると思いますが、どのように違うか これまたざっくりと簡単に説明させていただきます。

 

イオン導入法は、すでに多くのエステサロン様で施術メニューとして実施していらっしゃる方も大変多い方法だと思います。そのくらい人気があるメニューですし、効果も期待できる方法です。イオン導入でお肌に浸透させることが出来る成分といいますと 水溶性のビタミンCなど お肌に電気を流すと 成分自体がイオン化(+とか-イオン)していることが条件となります。

 

電気の流れる方向を調節することで、お肌上にのせた有効成分と電気が反発することで強制的にお肌の深い層にまで 有効成分を届けることが出来るという優れた導入方法です。一般化粧品を普通に塗布する場合に比べて、その浸透効果は30倍~50倍といった研究成果も発表されたりしています。

 

当社では 特にイオン導入用としてはビタミンCにプラセンタを加えた「Cプラ」という製品が人気です。しかし、このイオン導入法には弱点もございます。上記に書いたようにビタミンC&プラセンタ水溶液のようにイオン化して浸透する成分には大変有効なのですが その他のイオン化しない成分に関しましては、ほぼ効果がございません。

 

ビタミンC&プラセンタは「美白、くすみ対策、ニキビ対策など」には効果がとても期待できますが 例えば「シワやタルミ」などには あまり効果が期待できません。

 

このような場合には、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチン、EGFなどが有効と思われますがそれらは、イオン導入できない成分なので、これまでですと自然塗布によるもの以外はあまり行われておりませんでした。

 

それで、最近の主流になりつつあるポレーションが登場ということになるわけですが、これは元々、外国の医療で開発された麻酔技術の応用したものと聞いております。注射針を使わずに 麻酔薬を皮下に投与する方法として開発されたそうです。

 

ポレーション=電気穿孔導入法と呼ばれておりまして、エレクトロポレーションとかプラズマ波とかメーカーによって色んな呼ばれ方をしていますが原理的には、ほぼ一緒だと思います。

 

お肌に一時的に短い強い特殊電気パルスを与えることで、お肌内部に一時的に透過通路を形成してくれます。特に毛穴や汗腺といった孔の内壁細胞よりお肌内部に深く、有効成分を浸透させることが出来る技術です。

 

この技術によって、イオン導入では出来ない成分を お肌内部に強制的に送り込むことが出来るようになった技術だとご理解ください。

 

こういった技術ですので、サロン様によってはノーニードル(注射針のない)コラーゲン注入法とか美容整形でコラーゲンやヒアルロン酸を注射してもらうような効果が得られると宣伝していらっしゃるようです。ちょっと大げさな感じはしますが、これまでの美容技術からいたしますと このような大きめの分子構造をもつ美容成分を浸透できるポレーションはやはり、技術的な大進歩ですから、使っていきたい技術の一つだと思います。

 

お肌内部に浸透する技術なわけですから、成分材料にも気を使ったほうがよろしいでしょう。本来ですとサクシニルアテロコラーゲンなどがBESTかと思いますが、とても高価ですので代用品といたしまして EGFエクストラエッセンスやCBSの原液タイプの製品などでも大丈夫だと想思います。

 

ポレーション用機械は、業務用機器もございますが、ご自宅サロン様には負担が大きい出費になるので 質の良いご家庭用ポレーション美容機器でも効果は期待できますので、ぜひ、ご検討・ご相談ください。

 

余談ですが、このポレーション技術を利用して脂肪溶解に有効な成分を浸透させる方法のことを

「メソセラピー」といいます。(ホスファチジルコリンなどを利用します) ポレーション技術の応用(メソポレーション)と言えます。

 

このように浸透させる成分によって、美肌や痩身に利用できるようになったポレーション製品、当社の会員様サイトでご案内しておりますので、お時間があるときにでもぜひ、ご覧になってみてくださいね。

(会員サイトはご登録いただいたサロン様のみ閲覧可能となっております。)

それでは、また!

 

 

エステの自宅開業(19)

こんにちは。(有)ミッシェル商事のKunishiです。

エステサロンの開業を夢見ている人と すでに開業されて頑張っている店長さんにむけて発信させて頂いております。今日もそんな方々のお役に立てるように私も頑張ってお話したいと思います。

 

先日までは、エステ技術的な話をここ数回お話させていただきましたので、本当はまだまだエステ技術編を続けようかと思いましたのですが飽きられますと悲しいので、ちょっと他のお話にいたしましょう。

 

「飽きる」ということは、エステサロンでも他のお仕事でも有りがちかもしれません。逆に言えば、お客様に飽きられるようなことは避けたいと思うわけです。

 

私達はみんな お客様のお肌をより美しくしたいと願っていますし、お肌のお悩みがあれば、解決してあげたいし ボディや脱毛なども含めて女性の美に関してのご相談には対応したいと願っております。ですので、色々な施術方法をマスターしたり、機器により能率・効果を高めたり いろんな材料を研究し比較したりしてお客様のご相談のタイプに近いものを提供できるように勉強もしたりしております。

 

しかし、お客様の期待していらっしゃる効果をあげるためには、それなりに日にち(回数)が必要ですし、やって差し上げることも偏ってくるのは致し方がないことと思います。その他に、キレイなお肌に改善して満足を得られておられるお客様でも継続的に施術を行ってまいりますと慢性化してきます。

 

そういった場合に、よくオプションメニューを作って、お客様に楽しんでいただけるように心掛けていただくと良いように思います。

 

よく店長様からご相談いただくのは、基本メニューやスペシャルメニューのように最初から最後までの流れを変えるものではなくて、ちょっとした材料や機器などを取り入れて金額のご負担をさほど上げることなく、楽しんでいただけるオプションメニューを取り入れたいということをご相談いただきます。

 

簡単なものからですと、機器を購入するとすぐに出来るものがいくつかございますね。

・吸引 (毛穴などの余分な皮脂を吸い取る機器で、脂肪溶解のメルティングローションなどと使用します。)

・エレクトロクレンジング&イオン導入(電気的なクリーニングとイオン化された美容液の強制導入)

・超音波(超音波振動による お肌のマイクロマッサージで、リンパ液の新陳代謝に好影響)

・ハイフルクエンシー(ガラス管の表面に起こる高周波により、お肌の活性、消毒に効果があります。)

この辺りまでは、割りと機器がお求めやすくなってきたのでご利用していらっしゃる店長様が多いと思います。

 

もう少し特殊といいますか、流行りのメニューで言いますと

・EMS(電気刺激による筋肉運動を強制的におこなう、ボディやフェイシャルで活用して リフトアップやシェーピングに活用)

・エレクトロポレーション(メソポレーションも含む プラズマ波による強制成分注入法 大きな分子構造の成分導入に有効)

・LED(色々なカラーのライトにより、その波長で免疫力や自然治癒力が高まると言われている)

・キャビテーション(特殊な振動波で体内の脂肪分解&排出)

・ラジオ波(体内深部に熱を発生させる機器、脂肪分解)

・脱毛

主だったものを書いてみましたが、この他にも ピーリングの機器や炭酸ガスを吹き付けるものや

エンダモロジーのように脂肪を揉みほぐしながら吸引するものなど いっぱいあります。

このように、機器を使うもので いくつものメニューが作れます。

 

上記のメニューを業務用機器で行いますと やはり高額なものが多いのですが個人サロンのように1日に施術できる数があまり多くないのであれば、最近の家庭用機器は、高能力ですので十分使用出来るものもございますのであきらめずにご相談いただければと思います。

 

機器だけで、オプションメニューを作るのではなくて材料だけでもオプションメニューは作ることが可能です。簡単なピーリングでしたら、酵素パック(クリーンオフパック)やAHAで、簡単なタイプ別パックでしたら(リフトパック、ホワイトパック、クールパックなど)色んな化粧水や美容液を合わせてオリジナル・ローションマスクをコットンマスクやハイゼガーゼで行うことも可能です。

 

他にもオプションは無数にございますので、ご自分のお好みやお客様のご要望に合わせてちょっと工夫して飽きられないように出来ると思います。

 

もっと、本格的に目立たせるのであればCBS社のように年に2回程度 季節メニューと称して完全に いつもと違うメニューを季節限定で行うのも良い方法だと思いますし、弾筋メニューのように特殊なメニューを作って 時々施術してあげるのも良いと思います。

 

ナボカルにも特殊メニューはたくさん存在しますが、長くなってしまいましたので、また、特殊メニューの説明はいつかさせていただきたいと思います。

 

お急ぎの方は、Kunishiまでお問い合わせくださいね。

 

それでは、また!

 

 

 

 

 

 

 

 

クレンジングは何がいいの?

こんにちは。kunishiです。今日は新しいカテゴリーを作ってみました。

 

美容の先生としてご活躍の店長さんの皆様とともにお勉強しながら、お客様によりエステサロンのことやお肌のこと、そして化粧品のことなどお話いただくため 知識を深めていただきながら、さらに美容のことが好きになっていただきたいと思います。

 

きっと知っていることも多いとは思うのですが、まだまだ知らないことも いっぱいありますので、ともに勉強いたしましょう。お勉強が深まりますと、お客様への説得力が変わってきますから。

 

今日はタイトルの通り、「クレンジングは何がいいの?」ということではありますが、そもそも クレンジングとは何ぞや!ということになってしまいます。

 

クレンジング=cleansing 和製英語(Wikipediaに書いてあります。)私は、クレンジングとかウォッシングとかいう分け方があまり好きではないので使わないのですが、お肌の洗浄(お掃除)という風に解釈しています。しかし、説明する上では、クレンジングとかウォッシングという風に説明しないとわかりにくいですから、今日はバンバン使ってまいりたいと思います。

 

 

お肌を清潔に保つには、どうしたらいいのか?=クレンジングは何がいいの?の答えになるのではないでしょうか。

 

クレンジングには、大きな役割があります。言わずと知れた 汚れを落とすことですね。汚れには色んなタイプの汚れがあることはご存知でしょうか?一般的には、ご自分のお肌から排出された汗、皮脂などが代表的な汚れです。汚れの首輪などで有名なタンパク質汚れということです。

 

その次に、それらに付着したものになりますが、これも色々ございます。空気中の汚れ(排気ガスや煙草の煙など 有害物質を含んだり、窒素酸化物、重金属類を含むもの)や空気中の雑菌類(ウイルスなど)と常在菌(常にお肌に住んでいるもの)があります。

 

女性の場合、ご就寝前のメイクも汚れと一緒の扱いになります。その他に、老化した角質などではがれにくいものも汚れといってよいでしょう。このように油性・水性入り混じった汚れが混在しております。このようなものが皮ふ表面や毛穴にびっしり詰まっているわけです。

 

そこで、クレンジングできれいに落としてしまいましょうということになるわけではございますがクレンジングって色んなタイプのものがありますよね。クレンジングクリーム、クレンジングジェル、クレンジングオイル、クレンジングミルクなどどのタイプが一番いいのでしょうか?

 

これが結構難しい選択になるわけです。なぜかといいますと、お客様のお肌のタイプが千差万別なので これが一番と言い切れないから難しいですね。

 

単純に洗浄能力のお話だけで言いますと、

クレンジングオイル>クレンジングクリーム>クレンジングミルク>クレンジングジェルの順だと思います。 *ただし、私の言うところのクレンジングオイルとはナチュラルオイルです。加工されたクレンジング用のオイルではありません。加工されたクレンジングオイルは水で流せるタイプとかありますが、水で流れるのはオイルではないからです。厳密にいいますと、水で流れるようにしてあるのは オイルと乳化剤(界面活性剤)の混ぜ物だからですね。

 

メイクなどの油性の汚れを落とすのであれば、ナチュラルオイルなどの100%オイルで優しく撫でるととても良く落ちるのはご存知でしょうか?よく落ちるのですが、オイルでメイクなどを落としますと、その後がちょっと大変です。オイルですので、今度はそのオイルをティッシュなどで拭き取ったりしても 油膜が落ちません。油膜を落とす作業としては、乳化されている洗顔料を使うことですが、たくさん乳化剤が入っているとお肌に負担をかけるでしょうし、少ないとオイル皮膜が残ります。フレッシュナーなどには乳化剤が入っていないので、オイルをさっぱり拭き取れますが、アルコールが入っていることが多いので、アルコール・アレルギーの方には向きません。

 

このように、きれいにするためとお肌に負担をかけずに落とすためのせめぎ合いが展開されるわけです。油膜はきちんと落としておかないと、その後のお手入れ すなわち 化粧水や美容液で行う保湿作業や成分の導入作業の妨げになってしまうからです。

 

クレンジングクリームとクレンジングミルクには、多分にオイル成分を含ませて洗浄能力を高めておりますが、乳化剤が含まれます。乳化剤が悪いとおっしゃる方も多いので、このような書き方になりますが 最近のクリームやミルクは、高性能のマシンを使って高速撹拌することで乳化剤などを減らす工夫がされていますし、質も向上しているのであまり問題が起こることもないと思うのですが、お肌が敏感な方には、やはり使用しないほうが良い成分かもしれません。

 

それよりも私が問題視しているものの一つは、「水で洗い流す」ということです。オーバークレンジングといいまして、メイク汚れをクレンジング剤で落として、更にお湯などで洗い流した後さらにウォッシングで洗顔する方式のものもございます。

 

これを毎日行いますと 敏感肌になりやすいと言われています。これは、20年位前から言われていたことではありますが お風呂用 ボディ用洗浄剤(シャンプー、トリートメント、ボディーソープなど)でも言われてきたことで 敏感肌、アトピー患者が増えている原因と言われています。

 

本当のところは、私も知りませんが敏感肌のかたは、このようなクレンジング&ウォッシングを両方洗い流すような方法は避けられたほうが無難かと思います。

 

クレンジングジェルは、オイルや乳化剤をあまり使っていないものが多いのでお水で流すことが出来ますが、その分 洗浄能力は低めです。クレンジングジェルを施術にお使いの方は、その前にポイントメイクなど他のクレンジング剤でおおまかに落とされてから、ご使用いただくのがよいでしょう。

拭き取りも水で流すほど洗わなくても、ティッシュ等で丁寧に拭き取って次の工程に進むといいと思います。

 

そういう理由もございまして、ミッシェルのゴールドシリーズでは クレンジングクリームで優しくメイクを落として、ティッシュなどで抑えるように拭きとって その後 フレッシュナーで油膜を落としてから、ウォッシングクリームで1回だけ洗顔するような方法を選択しています。(宣伝してみました。)

 

いかがでしたでしょうか?

 

皆様がエステで行っている洗浄方法やお客様がお家で行っているクレンジングの方法を見なおしてみると 案外 面白い結果が出るかもしれませんよ。メーカーさんによってクレンジング&ウォッシング(洗浄)の方法が異なりますので、ご質問などございましたら、お気軽にご相談くださいね。

 

それでは、また!

 

 

 

 

 

 

エステの自宅開業(18)

こんにちは~。kunishiです。

今日もエステ経営者のため、そして開業のご準備中の方のために一生懸命にお話させていただきます。

 

前回までに、エステ技術の基本的な流れで解説してまいりましたが大きなポイントとして 洗浄(クリーニング)から賦活(マッサージによる活性化)までお話いたしました。

 

ここまでは お客様のお肌の違いによる施術方法の違いは、あまりありませんでしたが、次の段階の栄養導入(ODT)からは、大きく変わってまいります。

 

お客様のお肌状況によって 必要な施術が決まってくるからですね。

 

すべての方にODTは必要ではありますが、必要になる成分は全く異なってきますので、今回は(例)として通常肌~乾燥肌の方向けのアンチエイジング用の施術についてお話いたします。

 

そもそもアンチエイジングというのは、皆様がご期待&ご希望されるものだと思います。若かろうと年寄りであろうと 皆んな お肌の年齢は若くなりたいという願望があります。アンチエイジングとは(年齢に対抗すること)ですので、少しでもお肌を若々しくさせたいという意味です。

 

では、若々しいお肌(理想のお肌)とは、どんなものなのでしょうか?

美容業界では「うなはだけつ」といいまして、

「う」潤い…潤い すなわち 水分を保っていること。肌の中の水分量が適当であること。

「な」なめらかさ…肌の表面に凸凹がなく、ツルツルすべすべしている肌状態。

「は」ハリ…肌が引き締まっていること。たるんでいないお肌状態。

「だ」弾力…ベッドのスプリングのように、戻ろうとする状態が良いこと。

「け」血色…顔の色艶が良いこと。

「つ」つや…透明感があり、艶っぽい美しい肌。

このように 美肌のポイントの頭文字をつなげたもので、私も若い頃に習いました。

 

これらをエステ技術で実現するために、必要なこととして洗浄~賦活~導入の作業となってまいります。

 

導入材料は、とてもたくさんありますので 商材についてはここでは省きますが、基本的なことのみお話いたします。

導入方法といたしまして、導入効果が高いと思われる方法からですと

パラフィンパック>石膏マスク>導入用ピールオフマスク>塗布使用パック>シートマスク

このような順位かと思います。

パラフィン・・・

皮ふに行えるパック剤としては、もっとも高温で、しかも密着性が高く継続時間が長い。

温度が高いことで、水溶性でも油溶性成分でも 浸透度が高い。

石膏マスク・・・

パラフィンには敵わないが、密閉度と温度の継続性が高いし、比較的 施術が簡単。

こちらも水溶性&油溶性OK。

導入用ピールオフマスク・・・

ナボカル アルゲナマスクのように温度がかけられるパック材もあるが、

ほとんどの材料で温度がかけられない。密着度は高い。

マスク自体に成分が含まれたり、混ぜられたりできる。

終了したら はがせるので簡単。

塗布使用パック・・・

塗って放置した後、拭き取るタイプのパック剤。

塗るだけなので、とても簡単ではあるが、上記のものと比べ 温度がかけられないので

成分の浸透度でどうしても劣ってしまう。しかし安価なものが多いので

低価格で行えるメリットがある。

シートマスク・・・

美容成分配合のお顔型シートをのせるだけの簡単パック。

水溶性成分のみの浸透に向いている導入方法。

*ただし、イオン導入の場合には この方法が効果的。

(イオン導入については また今度 別途解説します。)

 

このように、美容成分を導入する方法もたくさんございますね。

美容機器を使用いたしますと、またまた大きく方法が変わりますが 今回は機器なしで解説中です。

 

パラフィン、石膏マスク、アルゲナマスクのように 温度がかけられるパック剤には

水溶性&油溶性成分を導入剤に使用いたしますと効果的です。

通常、油溶性の材料は 塗布だけですと浸透にとても時間がかかりますが、上記のような施術を行いますと

温度が高くなることで皮膚温が上がり発汗状態となり毛穴が開きます。

毛穴が開くことで、成分の浸透経路が広がりますので浸透度が高まります。

また、密着することで さらに美容成分を蒸発させることなく お肌側に継続的に浸透させることが

できますので、効果が期待できるわけですね。

 

効果に関しましては、下地に使用する美容成分(エッセンスやオイル、クリーム)で

全く違う施術メニューとなりますので、皆様のサロンでご要望の多いものからメニュー化していけば

いいのではないでしょうか。

・アンチエイジングメニュー

・ホワイトニングメニュー

・毛穴対策メニュー  などなど

 

今日のお話は、導入(ODT)でしたが、いかがでしたか?

他のサロンとは違うメニュー作りも可能ですね。

詳しいことは、長くなりますので 一例しかご紹介できませんでしたが

もしご興味がございましたら私に電話などでご相談くださいね。

 

 

それでは、また!

 

 

 

エステの自宅開業(17)

こんばんは~kunishiです。

今日は前置きなしで、すぐに本題に入りますね。

 

前回の続きなのですが、

前回のお話は技術編(1)ということにさせていただきまして、今日が技術編(2)です。

ナボカルのエステ技術は、すでに何度も繰り返し申し上げております通り 非常に高いご評価をいただいております。有名なホテルサロンでも採用されておりますようにとても有効で かつ 理論的 しかも気持ちがとても良いということがポイントです。

 

前回は洗浄までお伝えいたしましたが、今回はマッサージについてお話したいと思います。

 

洗浄を終えた肌は、とてもキレイにクリーニングされた状態ですので、この状態からマッサージを行うわけですが、前回言い忘れてしまった大切なことがありましたのでココで補足させてください。

 

ナボカルの材料の能力はとても高いわけですが、この材料を最大限効果発揮させるために ミストスチーマーを使用しなければなりません。これは、洗浄時から使用いたしますので、エステ時間に合わせて 結構長時間スチーマーを使用いたします。

 

エステサロン様の中には、マッサージ時間のみにスチーマーをご使用になられるサロン様もあるとは思いますが、ミッシェルでは洗浄時より終了間際までスチーマーを使用します。このため、ミッシェルでは60分継続時間のあるスチーマーを使用しています。

 

ミクロスチーマーの役目はいくつかございますが 皮ふ温度を上昇させることが出来ますので、血行を良くしてお肌の新陳代謝を促します。このことで、マッサージによるリンパドレナージュを大いに補助します。また、汚れの洗浄にも 加熱は役立ちます。ある程度 温度&湿度があったほうが汚れ落ちは少ない抵抗で落とせますので、お肌への負担が小さくなります。

 

また、保湿という面でも 加湿し続けるわけですから、マッサージの抵抗などの減少で やはりお肌負担が少ない施術が可能となるわけです。

 

このような理由より、通常のエステよりもミッシェル流はスチーム使用時間が長いです。

 

その代わり、加熱時間が長くなりますと トラブル肌や敏感肌の方には 炎症のリスクが高まってはいけませんのでお顔とスチーマーの距離が必要で、徐々に加熱していくようにしなければなりません。

 

*あまりスチームが近すぎないことが重要です。この時間と距離のバランスを守ってください。

 

それでは、マッサージに入ります。ナボカルのマッサージローションには、2種類ございます。マッサージローションSタイプとノーマルタイプです。どちらもナボカルお得意の海藻成分のローションですので、無油性です。

 

ミッシェルでは、フェイシャルのマッサージには無油性を推奨しております。

 

マッサージ・オイルでフェイシャル・マッサージをしてはいけないわけではありませんが、栄養導入(ODT)の理由から、マッサージ後のことを考えて無油性のほうがリスクが少ないのでそのようにしています。

 

マッサージローションSタイプのほうが、新しい製品ですので 滑りの点で優れています。

 

どうしても無油性のものは、滑りの感触があまりよくないというのが欠点ですがSタイプはかなり滑りが良いです。ノーマルタイプのほうは、お湯を利用して 手をお湯につけながらマッサージローションを塗布しては、また乾きそうになったら補充という感じでマッサージを行います。これは、Sタイプでも一緒なのですが、滑りが違いますので補給回数が異なると思います。

 

時間といたしましては このマッサージを手技だけで20分~30分行いますのでミッシェルのエステの大きな魅力の一つとなっています。お客様のご感想の中に「ミッシェルのエステは他のエステと違ってマッサージがとても気持ちよくて丁寧」といったご意見をとても多く頂きます。ファンになっていただけたお客様は、この手技のマッサージを楽しみに来られている方も多いと思います。

もちろんリラクゼーションの効果もございますが、キレイになっていただくためのリンパドレナージュですので、お顔のリンパ液の循環を良くすることと筋肉組織への刺激で、緊張と緩和により タルミなどを防ぐためのリフトアップ効果を期待してマッサージをおこなっています。

 

ミッシェルにご加盟いただきますと、このような手技を撮影いたしましたDVDやマニュアルをレンタルいたしますので、ご自宅でマスターしたいとおっしゃる方にもご協力させていただきます。

 

マッサージが終わりましたら、いよいよ栄養導入です。

 

補足ですが洗浄の時もそうでしたし、今回のマッサージのときもそうでしたがエステの技術の重要なことの中に、材料の拭取りがございます。この技術編では、ふき取りにつきましては あまり触れてませんがかなり重要度の高い項目です。

また、機会がございましたらお話させていただきたいと思いますが、とりあえずは、次回 栄養導入についてお話させていただきます。

 

それでは、また!

エステの自宅開業(9)

こんにちは~。kunishiです。

 

本日もエステをご自宅で開業している方々とこれから開業しようかとお考えの方々に駄ブログながら 一生懸命 お贈りしたいと思います。

 

今日は、エステサロンの営業についてのお話をさせていただきます。

 

営業といいますと、皆様はどんなイメージをお持ちなのでしょうか?店長さんのなかには、化粧品販売は苦手とか やりたくないとかいう人も多いのではないかと思います。この気持は私自身 よく理解できますよ。

 

昔話をさせてください。

 

私は、かれこれ30年位前に とある会社に入社いたしまして社内研修を受けた後 化粧品部という部署に配属になりました。(当社のもう一つのHPをご覧になった方は私がどこの化粧品にいたのかはご存知かもしれませんね。別に隠しているわけではありませんが迷惑をかけてもいけませんので、あえてココでは申し上げません。)それで、化粧品部という部署で 化粧品販売の営業を習うわけですが、まあ、割りとアバウトな会社で 先輩にとにかく同行して見て回るだけでした。お手本のような先輩もいましたが、こりゃダメだという先輩もいましたよ。それで、びっくりしたのは1ヶ月間くらい先輩に同行したら いきなり担当を持たされて営業開始となるわけです。なんにも教わっていない。。。これが社会の厳しさなのかと思いました。本当に最初はなにも出来ませんでしたね。店長さんにもよく怒られたり 逆にキレてケンカして帰ってから上司にものすごく怒られたりと まあ散々でした。

 

 

話を元に戻したいのですが、私の場合の営業は 担当の店舗を巡りながらそこに所属する女性(レディさん)に よりたくさんの化粧品を販売してもらうためのアドバイスをするというような営業でしたので 本当の意味でお客様に化粧品を販売する営業ではなかったのかもしれません。でも、時には そのレディさんと同行販売ということで ご家庭を個別訪問したりサロンで ビューティー・パーティーをしたりしてお客様を招いて接客もしていたので、そんなにかけ離れた営業というわけでもないと思います。

 

本音を申し上げますと、その頃の私は営業が大嫌いで、人に物を買っていただくための作業という印象で本当に嫌で嫌でしようがなかったのを覚えております。さらにいいますと、会社の売上目標という 絶対的な重圧があったので、余計嫌いになりました。いわゆるノルマですね。夢に見てましたね。悪夢です。

 

それでも5年位頑張っておりますと、周りから評価してもらえるようになりました。しかし その時点でも、営業的なことは好きではなかったと思います。今思うとこの5年間は非常に貴重だと思うのですが、上司からアドバイスいただいたのをよく覚えております。

 

「人を好きになりなさい」このように言われました。営業とは、こういうことだと今の私自身は思っております。その人のことを好きになれば、ああしてあげたい とか こうしたら喜んでくれるかな とかいろんなことを考えるでしょう。そのことが相手の感情を動かすのではないのかな?と思うわけです。

 

よく新米店長さんに営業のコツとか教えてあげようとか話法のテクニックを身につけさせてあげようと考えたりもするのですがそれはそれでテクニックはあるとは思いますが、今日お話したように相手を好きになって接することのほうが大切で、お話が下手でも一生懸命にお客様のために話している姿勢のほうが 10倍は大切なのではないでしょうか?お話が下手とか うまく説明できないのは 練習すれば必ずうまくなります。*私もそうでしたが、実践が鍛えてくれます。

 

でも、物を売る作業として販売を考えていたら、きっと私みたいに営業が嫌いになるし うまくいかないと思うのです。販売は相手を好きになることで見えてくると思います。何でも売ればいいのではなくて、相手の方に ふさわしいものをご提案できるように勉強してみてはいかがでしょうか?

 

出来ることなら ミッシェルの会員サイト「商材コーナー」でお客様にふさわしい商材を選んでくださいね。(最後の最後に宣伝かよ!と怒らないでね。)

 

テクニックについては、またお話いたします。

それでは、また!

 

 

 

 

 

エステの自宅開業(5)

こんにちは。Kunishiです。

8月ももうすぐ終わりですね。今年は夏らしくなかったな~。

 

それでは、いつも通り エステサロンを自宅で開業しようとお考えの方にお届けしております このブログ、私見もたっぷり入っておりますがきっとお役に立てると思います。最後までお付き合い下さいね。

 

今日はエステ技術の習得についてです。

エステスクールや何処かのサロンで修行したりできる方は問題ないと思いますがそういった方法が取れない方には、通信教育という方法がございます。

 

ネット上で調べれば、色々出てくると思いますが、なんといってもミッシェルで学んでいただきたい。。。。そう思うわけです。

 

ひとつは、何度も申し上げているようにミッシェルのエステ技術の基本はナボカル式です。

ナボカルは、大手ホテルやスパなどで高い評価を数十年前から得ておられるすばらしいエステ技術です。その技術のマスターを目標としております。

 

二番目は、エステ技術をマスターしていただく際に経費がかからないことです。お金を頂いておりません。

 

え~~本当?というようなお声が聞こえてきそうですが、ウソは申しません。

*ご契約書を交わした方であれば、技術指導をさせていただきます。

*ご契約自体にも、金銭的な契約ではありませんので、お金は必要ありません。

あくまでミッシェルとお取引いただける前提であれば、お教えいたします。

 

いかがでしょうか?

自分で言うのもなんですが、とても良心的な開業準備だと思います。エステスクールに行ってお勉強して高額な授業料を払うのも悪くはないですが、エステサロンは開業するまでに、技術マスター以外にもお金はかかります。

 

ですので、できることでしたら この段階までに多くの資金を使わずに済めば それに越したことはないと思うのです。

 

エステの技術指導につきましては ご遠方の方には、マニュアルやDVDにて習得していただくようにしております。いわゆる通信教育です。どうしても、実際に訓練を受けたいという方は 広島まで来ていただくか都内のナボカルにて講習を受けられると良いと思います。(一部有料)

 

これまでに、この方法で多くの方が開業してこられましたので、ご安心ください。

 

わからないことは、電話やメールで随時 お応えいたします。

 

知識研修は、基本的なことは 日本エステティック業協会から出ている

テキストなど購入してお勉強されると良いでしょう。

 

 

実際にご契約いただいて、エステの練習を始められますと毎日のようにご連絡いただくかたもいらっしゃいます。

 

上手になってきたら、お友達やお知り合いにお顔を借りて実践訓練が始まります。この辺りでは いっぱい失敗しても問題は起こりません。

 

技術の他に お肌に対する知識や法令など たくさん勉強になる時期ですね。とても楽しい時期でもあると思います。

 

このようにして、この期間に技術はもちろんのこと お肌・化粧品知識や法令 そして 開業から経営のことまで広く勉強していきましょう。

*わからないことは何でもミッシェルに聞いてください。それが早道です。

 

習得期間に制限はございませんので、ゆっくりの方もいらっしゃいますし お急ぎの方もいらっしゃいますが、私個人の考えではあまり時間をかけても身にならないと思いますので3ヶ月~6ヶ月くらいで、一応 一人前のエステティシャンらしくなっていただければと考えております。

 

多くの方々が やってきた道ですので やる気さえあれば、誰でもできると思います。

やってみたいとお考えの方は、とりあえずミッシェルまでお問い合わせください。

 

それでは、また!