エステの自宅開業(9)

こんにちは~。kunishiです。

 

本日もエステをご自宅で開業している方々とこれから開業しようかとお考えの方々に駄ブログながら 一生懸命 お贈りしたいと思います。

 

今日は、エステサロンの営業についてのお話をさせていただきます。

 

営業といいますと、皆様はどんなイメージをお持ちなのでしょうか?店長さんのなかには、化粧品販売は苦手とか やりたくないとかいう人も多いのではないかと思います。この気持は私自身 よく理解できますよ。

 

昔話をさせてください。

 

私は、かれこれ30年位前に とある会社に入社いたしまして社内研修を受けた後 化粧品部という部署に配属になりました。(当社のもう一つのHPをご覧になった方は私がどこの化粧品にいたのかはご存知かもしれませんね。別に隠しているわけではありませんが迷惑をかけてもいけませんので、あえてココでは申し上げません。)それで、化粧品部という部署で 化粧品販売の営業を習うわけですが、まあ、割りとアバウトな会社で 先輩にとにかく同行して見て回るだけでした。お手本のような先輩もいましたが、こりゃダメだという先輩もいましたよ。それで、びっくりしたのは1ヶ月間くらい先輩に同行したら いきなり担当を持たされて営業開始となるわけです。なんにも教わっていない。。。これが社会の厳しさなのかと思いました。本当に最初はなにも出来ませんでしたね。店長さんにもよく怒られたり 逆にキレてケンカして帰ってから上司にものすごく怒られたりと まあ散々でした。

 

 

話を元に戻したいのですが、私の場合の営業は 担当の店舗を巡りながらそこに所属する女性(レディさん)に よりたくさんの化粧品を販売してもらうためのアドバイスをするというような営業でしたので 本当の意味でお客様に化粧品を販売する営業ではなかったのかもしれません。でも、時には そのレディさんと同行販売ということで ご家庭を個別訪問したりサロンで ビューティー・パーティーをしたりしてお客様を招いて接客もしていたので、そんなにかけ離れた営業というわけでもないと思います。

 

本音を申し上げますと、その頃の私は営業が大嫌いで、人に物を買っていただくための作業という印象で本当に嫌で嫌でしようがなかったのを覚えております。さらにいいますと、会社の売上目標という 絶対的な重圧があったので、余計嫌いになりました。いわゆるノルマですね。夢に見てましたね。悪夢です。

 

それでも5年位頑張っておりますと、周りから評価してもらえるようになりました。しかし その時点でも、営業的なことは好きではなかったと思います。今思うとこの5年間は非常に貴重だと思うのですが、上司からアドバイスいただいたのをよく覚えております。

 

「人を好きになりなさい」このように言われました。営業とは、こういうことだと今の私自身は思っております。その人のことを好きになれば、ああしてあげたい とか こうしたら喜んでくれるかな とかいろんなことを考えるでしょう。そのことが相手の感情を動かすのではないのかな?と思うわけです。

 

よく新米店長さんに営業のコツとか教えてあげようとか話法のテクニックを身につけさせてあげようと考えたりもするのですがそれはそれでテクニックはあるとは思いますが、今日お話したように相手を好きになって接することのほうが大切で、お話が下手でも一生懸命にお客様のために話している姿勢のほうが 10倍は大切なのではないでしょうか?お話が下手とか うまく説明できないのは 練習すれば必ずうまくなります。*私もそうでしたが、実践が鍛えてくれます。

 

でも、物を売る作業として販売を考えていたら、きっと私みたいに営業が嫌いになるし うまくいかないと思うのです。販売は相手を好きになることで見えてくると思います。何でも売ればいいのではなくて、相手の方に ふさわしいものをご提案できるように勉強してみてはいかがでしょうか?

 

出来ることなら ミッシェルの会員サイト「商材コーナー」でお客様にふさわしい商材を選んでくださいね。(最後の最後に宣伝かよ!と怒らないでね。)

 

テクニックについては、またお話いたします。

それでは、また!