ブログ形式で色々な項目について思うがままに書き込ませていただいております。
これから自宅エステを開業しようとしていらっしゃら方はもとより 既にエステ経営をしていらっしゃら方にもご覧いただけると嬉しいです。ブログの項目は 右のカテゴリーで分類しておりますので、お気になった項目よりご覧ください。
末永くお付き合いできるようによろしくお願い申し上げます。
有限会社 ミッシェル商事 TEL.0823-74-7010
〒737-0132 広島県呉市広名田2-17-22
こんにちは。(有)ミッシェル商事のKunishiです。
エステサロンの開業を夢見ている人と すでに開業されて頑張っている店長さんにむけて発信させて頂いております。今日もそんな方々のお役に立てるように私も頑張ってお話したいと思います。
先日までは、エステ技術的な話をここ数回お話させていただきましたので、本当はまだまだエステ技術編を続けようかと思いましたのですが飽きられますと悲しいので、ちょっと他のお話にいたしましょう。
「飽きる」ということは、エステサロンでも他のお仕事でも有りがちかもしれません。逆に言えば、お客様に飽きられるようなことは避けたいと思うわけです。
私達はみんな お客様のお肌をより美しくしたいと願っていますし、お肌のお悩みがあれば、解決してあげたいし ボディや脱毛なども含めて女性の美に関してのご相談には対応したいと願っております。ですので、色々な施術方法をマスターしたり、機器により能率・効果を高めたり いろんな材料を研究し比較したりしてお客様のご相談のタイプに近いものを提供できるように勉強もしたりしております。
しかし、お客様の期待していらっしゃる効果をあげるためには、それなりに日にち(回数)が必要ですし、やって差し上げることも偏ってくるのは致し方がないことと思います。その他に、キレイなお肌に改善して満足を得られておられるお客様でも継続的に施術を行ってまいりますと慢性化してきます。
そういった場合に、よくオプションメニューを作って、お客様に楽しんでいただけるように心掛けていただくと良いように思います。
よく店長様からご相談いただくのは、基本メニューやスペシャルメニューのように最初から最後までの流れを変えるものではなくて、ちょっとした材料や機器などを取り入れて金額のご負担をさほど上げることなく、楽しんでいただけるオプションメニューを取り入れたいということをご相談いただきます。
簡単なものからですと、機器を購入するとすぐに出来るものがいくつかございますね。
・吸引 (毛穴などの余分な皮脂を吸い取る機器で、脂肪溶解のメルティングローションなどと使用します。)
・エレクトロクレンジング&イオン導入(電気的なクリーニングとイオン化された美容液の強制導入)
・超音波(超音波振動による お肌のマイクロマッサージで、リンパ液の新陳代謝に好影響)
・ハイフルクエンシー(ガラス管の表面に起こる高周波により、お肌の活性、消毒に効果があります。)
この辺りまでは、割りと機器がお求めやすくなってきたのでご利用していらっしゃる店長様が多いと思います。
もう少し特殊といいますか、流行りのメニューで言いますと
・EMS(電気刺激による筋肉運動を強制的におこなう、ボディやフェイシャルで活用して リフトアップやシェーピングに活用)
・エレクトロポレーション(メソポレーションも含む プラズマ波による強制成分注入法 大きな分子構造の成分導入に有効)
・LED(色々なカラーのライトにより、その波長で免疫力や自然治癒力が高まると言われている)
・キャビテーション(特殊な振動波で体内の脂肪分解&排出)
・ラジオ波(体内深部に熱を発生させる機器、脂肪分解)
・脱毛
主だったものを書いてみましたが、この他にも ピーリングの機器や炭酸ガスを吹き付けるものや
エンダモロジーのように脂肪を揉みほぐしながら吸引するものなど いっぱいあります。
このように、機器を使うもので いくつものメニューが作れます。
上記のメニューを業務用機器で行いますと やはり高額なものが多いのですが個人サロンのように1日に施術できる数があまり多くないのであれば、最近の家庭用機器は、高能力ですので十分使用出来るものもございますのであきらめずにご相談いただければと思います。
機器だけで、オプションメニューを作るのではなくて材料だけでもオプションメニューは作ることが可能です。簡単なピーリングでしたら、酵素パック(クリーンオフパック)やAHAで、簡単なタイプ別パックでしたら(リフトパック、ホワイトパック、クールパックなど)色んな化粧水や美容液を合わせてオリジナル・ローションマスクをコットンマスクやハイゼガーゼで行うことも可能です。
他にもオプションは無数にございますので、ご自分のお好みやお客様のご要望に合わせてちょっと工夫して飽きられないように出来ると思います。
もっと、本格的に目立たせるのであればCBS社のように年に2回程度 季節メニューと称して完全に いつもと違うメニューを季節限定で行うのも良い方法だと思いますし、弾筋メニューのように特殊なメニューを作って 時々施術してあげるのも良いと思います。
ナボカルにも特殊メニューはたくさん存在しますが、長くなってしまいましたので、また、特殊メニューの説明はいつかさせていただきたいと思います。
お急ぎの方は、Kunishiまでお問い合わせくださいね。
それでは、また!
こんにちは~。クニシです。今日はなんとカタカナでご挨拶です。
初めてご覧になった方は何言ってるのかよくわからないですよね。(-_-;)
他の記事も見ていただいたらわかると思いますので、よろしくお願い致します。
今日ご紹介の製品は、エステ施術用パック剤 「ナボカル アルガトニフィーパック」です。30gでアルミ個別包装の袋が15回分入っております。
ピールオフパック・タイプですので、ゲル状になりご使用後にペロンとはがせるパックです。
このパック材の特長は、ナボカルお得意の海藻粉末を利用してミネラル豊富なのですが、そういった意味ですと、前回ご紹介いたしましたナボカル アルゲナマスクと同じように感じてしまいますので説明させていただきます。
一番違うのは、このパック剤は 主に鎮静用であり、お水で溶かして使用いたしますので冷たいパックなのです。
施術後に 敏感肌の方などはマッサージやスチーマーの刺激などに対して、もしくは施術材料に対してお肌が多少反応される方がいらっしゃるかもしれません。ナボカル材料でエステされているサロン様は よくご存知だとは思いますが、エステによるお肌トラブルは ほとんどないくらいですので あまりご心配はございませんが、それでも 反応が見られるような場合には、このアルガトニフィーパックが 施術後のほてりや赤みのある肌を鎮静いたします。
*ミッシェルでは、このような場合 まず先に細胞活性水を使用してから対処します。
もちろん、敏感肌の方だけでなく普通のお肌の方にご使用いただければ、鎮静効果+クールダウンでキメを整え、ハリ感がますので 全員に施術されても構いません。お肌の温度を 高いところから低いところに急激に持っていきますので温冷刺激が とてもお肌に良く 毛穴などの収縮などにも効果的です。
余談になりますが、同じような温冷刺激といいますと ペルチェ機能がついた美容機器もあるくらいです。ホット状態(40℃くらい)にヒートしたプローブヘッドを用いてクレンジングなど行って その後 急激に(5℃くらい)まで温度を急激に落とせる機器があります。
当社でも扱ってますので、ご興味がありましたらお問い合わせくださいね。
ちょっとお話がそれてしまいましたがこのように冷却できるパック剤を用いての毛穴収縮コースなども 人気メニューの一つです。皆様のサロンでもいかがでしょうか?
どうぞよろしくお願い申し上げます。
それではまた!
こんにちは。kunishiです。
店長さんといっしょにお勉強するシリーズ第2弾です。いっぱい勉強して、よりお客様にキレイになっていただくためのアドバイスをガンガン行いましょうね。
今日は「お手入れの順番がわかりにくい!」ということでお話いたします。
簡単にいいますと、化粧品の使う順番ってどのように決められているの?っていうお話です。
このお話は、お家でのお手入れでも エステの施術でも通用するとても重要なお話です。
化粧品の使う順番は、どのようにしても大差がないのかといいますと化粧品の効果を最大限効果的にするためには順番は最重要項目なのです。そのために、各メーカーさんのパンフレットには ご使用の手順といったものがよく説明してありますね。
昨日のクレンジングとかウォッシングでも 化粧品形状が違うと効果的な使い方が異なるわけですから、全体の流れで言いますと、それはとても複雑なお話となってしまうわけです。
クレンジング&ウォッシングで基本的な洗浄が終わったといたします。その後に何をするべきかは、お客様のお肌に応じて変わってまいります。
例えば 角質が厚くなってたり、ニキビケアの方は 週に何度かは クレンジング&ウォッシング→角質ケア用パック(酵素パックやピーリングなど)→化粧水→美容液→
または クレンジング&ウォッシング→イオン導入→化粧水→美容液→このような流れがいいですね。美白重視の方も同じようなパターンでスタートします。
しかし、乾燥肌、肌荒れなどの方は違います。
クレンジング&ウォッシング→化粧水→美容液→保湿&栄養導入重視のパック剤→このようなパターンがいいと思います。
極端な例を2つ挙げて解説したのですが、一方は 化粧水の前にパック剤で、一方は 化粧水の後にパック剤です。効果や目的の違うパック剤ですので、当然やるべき位置が異なります。
前者は、除去用(マイナス美容用マスク)で 後者は栄養導入用マスク(プラス美容用マスク)だからです。化粧水や美容液を塗布してからマイナス美容したのでは、もったいないといいますか 化粧水や美容液の効果が半減してしまいますね。
その逆もしかりで、導入用マスクをした後に化粧水や美容液を塗布しても自然塗布にしかなりませんが せっかく導入マスクを使用するなら強制的にマスク封入したほうが良いのでこのような順序になります。
それでは、化粧水(ローション)と美容液(エッセンス)と乳液(ミルク)や栄養クリーム(セラム)の順番はどのようにするのがベストでしょうか。これはちょっと難しくなります。
■メーカーの手順通りが良い
■お肌によって 順番を考えたほうが良い
この2つは基本なのですが、1メーカーだけお使いの方はいいのですが、
お家のお手入れ用にしても、エステ施術用にいたしましても 1社の化粧品や材料しか使っていない方は割りと少ないのではないでしょうか?
いろいろ良いと思われる化粧品を使いたくなるのは、エステティシャンのサガでしょう。そこで、迷われた時の基本的な考え方をまとめておきましょう。
■水溶性のものから使用する
化粧水や細胞活性水のような 油溶性成分を含まないものから使用します。これは、お肌に一番不可欠なものは水であるという考え方で角層をできるだけ水分でひたひたに万遍無く 保水してあげるのが目的です。
なぜ、タダの水でないかは化粧水=少しの栄養とちょっと蒸発しにくい水 しかも浸透しやすい特性があるという理由です。
■濃度の薄いものから使用する
ローションのように、美容成分の濃度の薄いものからお肌に塗布したら その次に 美容液などの水溶性ではあるが、濃度の濃いものを使用します。美容液は、濃度や粘度が濃いため すぐには経皮吸収しにくい(浸透しにくい)物が多いのですが その分、ラップのように皮ふ表面に留まって覆いますので水分の蒸発を防いでくれます。ローションだけの保湿に比べると 数十倍の保湿効果が期待できるはずです。しかも、粘度も高めですのでポイント使用されても先に塗ったローションに混ざりこんで拡散していくことが期待できるわけです。
■ミルク(乳液状)のものは美容液の次
エマルジョンタイプといいまして、乳化している美容液をミルクと読んでいます。
最近では、ミルクがないメーカーさんもありますが、一応ご説明します。乳化とは水と油を溶かしこんだ状態のことをいいます。特に乾燥肌やアンチエイジングケアをされる方には、オイル成分が欠かせない場合が多いですね。スクワランオイルやエッセンシャルオイルを直接ご使用の方もいらっしゃると思いますが このようにお肌に油脂が少なくなってきた方の保湿力アップにミルクは効果を発揮します。特に油溶性ビタミンの形で維持している材料もございますからローションや美容液に出来ない役割を担っています。しかし、先にミルクを塗ってしまうと油溶性成分が邪魔になり ローションや美容液を浸透させないため、この順番になります。
■栄養クリーム(ナイトクリーム)
ミルクに比べても、かなり油脂成分を多く含んでいるので さらに強力な皮脂膜を形成できます。ここまでにご使用いただいた ローション、美容液、ミルクの上に油膜同様の皮脂膜を形成しますので 乾燥などから強力に水分蒸発を防ぎます。特に油溶性成分は 経皮吸収に時間がかかり皮膚表面に持続的に残りながら じわじわと時間をかけて美容成分が吸収されていきます。お薬の軟膏のような感じですね。翌朝には 余分な油脂成分は洗い流すと良いでしょう。
このように 大まかな基本を覚えておいて頂いて メーカーを混ぜて使用する場合には、順番をご検討ください。
ただし、例外がいくつかございまして メーカーによっては 美容液→ローションの順番がございます。当社で扱っているものにも、いくつかございますが代表的なものですと プラセンタ・エクストラRなどはそのように使う美容液(原液)です。これは、理由がございまして 濃度の濃い美容液の中には先にお肌に浸透させたほうが その後のローションを引っ張り込む性質のものがいくつかございます。「ブースター効果」というのですが、ローションを先に塗るよりもお肌に入り込み量が増える性質のものです。
こういった例外商品がございますので、よくわからない時にはご相談ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また!
こんにちは。kunishiです。今日は新しいカテゴリーを作ってみました。
美容の先生としてご活躍の店長さんの皆様とともにお勉強しながら、お客様によりエステサロンのことやお肌のこと、そして化粧品のことなどお話いただくため 知識を深めていただきながら、さらに美容のことが好きになっていただきたいと思います。
きっと知っていることも多いとは思うのですが、まだまだ知らないことも いっぱいありますので、ともに勉強いたしましょう。お勉強が深まりますと、お客様への説得力が変わってきますから。
今日はタイトルの通り、「クレンジングは何がいいの?」ということではありますが、そもそも クレンジングとは何ぞや!ということになってしまいます。
クレンジング=cleansing 和製英語(Wikipediaに書いてあります。)私は、クレンジングとかウォッシングとかいう分け方があまり好きではないので使わないのですが、お肌の洗浄(お掃除)という風に解釈しています。しかし、説明する上では、クレンジングとかウォッシングという風に説明しないとわかりにくいですから、今日はバンバン使ってまいりたいと思います。
お肌を清潔に保つには、どうしたらいいのか?=クレンジングは何がいいの?の答えになるのではないでしょうか。
クレンジングには、大きな役割があります。言わずと知れた 汚れを落とすことですね。汚れには色んなタイプの汚れがあることはご存知でしょうか?一般的には、ご自分のお肌から排出された汗、皮脂などが代表的な汚れです。汚れの首輪などで有名なタンパク質汚れということです。
その次に、それらに付着したものになりますが、これも色々ございます。空気中の汚れ(排気ガスや煙草の煙など 有害物質を含んだり、窒素酸化物、重金属類を含むもの)や空気中の雑菌類(ウイルスなど)と常在菌(常にお肌に住んでいるもの)があります。
女性の場合、ご就寝前のメイクも汚れと一緒の扱いになります。その他に、老化した角質などではがれにくいものも汚れといってよいでしょう。このように油性・水性入り混じった汚れが混在しております。このようなものが皮ふ表面や毛穴にびっしり詰まっているわけです。
そこで、クレンジングできれいに落としてしまいましょうということになるわけではございますがクレンジングって色んなタイプのものがありますよね。クレンジングクリーム、クレンジングジェル、クレンジングオイル、クレンジングミルクなどどのタイプが一番いいのでしょうか?
これが結構難しい選択になるわけです。なぜかといいますと、お客様のお肌のタイプが千差万別なので これが一番と言い切れないから難しいですね。
単純に洗浄能力のお話だけで言いますと、
クレンジングオイル>クレンジングクリーム>クレンジングミルク>クレンジングジェルの順だと思います。 *ただし、私の言うところのクレンジングオイルとはナチュラルオイルです。加工されたクレンジング用のオイルではありません。加工されたクレンジングオイルは水で流せるタイプとかありますが、水で流れるのはオイルではないからです。厳密にいいますと、水で流れるようにしてあるのは オイルと乳化剤(界面活性剤)の混ぜ物だからですね。
メイクなどの油性の汚れを落とすのであれば、ナチュラルオイルなどの100%オイルで優しく撫でるととても良く落ちるのはご存知でしょうか?よく落ちるのですが、オイルでメイクなどを落としますと、その後がちょっと大変です。オイルですので、今度はそのオイルをティッシュなどで拭き取ったりしても 油膜が落ちません。油膜を落とす作業としては、乳化されている洗顔料を使うことですが、たくさん乳化剤が入っているとお肌に負担をかけるでしょうし、少ないとオイル皮膜が残ります。フレッシュナーなどには乳化剤が入っていないので、オイルをさっぱり拭き取れますが、アルコールが入っていることが多いので、アルコール・アレルギーの方には向きません。
このように、きれいにするためとお肌に負担をかけずに落とすためのせめぎ合いが展開されるわけです。油膜はきちんと落としておかないと、その後のお手入れ すなわち 化粧水や美容液で行う保湿作業や成分の導入作業の妨げになってしまうからです。
クレンジングクリームとクレンジングミルクには、多分にオイル成分を含ませて洗浄能力を高めておりますが、乳化剤が含まれます。乳化剤が悪いとおっしゃる方も多いので、このような書き方になりますが 最近のクリームやミルクは、高性能のマシンを使って高速撹拌することで乳化剤などを減らす工夫がされていますし、質も向上しているのであまり問題が起こることもないと思うのですが、お肌が敏感な方には、やはり使用しないほうが良い成分かもしれません。
それよりも私が問題視しているものの一つは、「水で洗い流す」ということです。オーバークレンジングといいまして、メイク汚れをクレンジング剤で落として、更にお湯などで洗い流した後さらにウォッシングで洗顔する方式のものもございます。
これを毎日行いますと 敏感肌になりやすいと言われています。これは、20年位前から言われていたことではありますが お風呂用 ボディ用洗浄剤(シャンプー、トリートメント、ボディーソープなど)でも言われてきたことで 敏感肌、アトピー患者が増えている原因と言われています。
本当のところは、私も知りませんが敏感肌のかたは、このようなクレンジング&ウォッシングを両方洗い流すような方法は避けられたほうが無難かと思います。
クレンジングジェルは、オイルや乳化剤をあまり使っていないものが多いのでお水で流すことが出来ますが、その分 洗浄能力は低めです。クレンジングジェルを施術にお使いの方は、その前にポイントメイクなど他のクレンジング剤でおおまかに落とされてから、ご使用いただくのがよいでしょう。
拭き取りも水で流すほど洗わなくても、ティッシュ等で丁寧に拭き取って次の工程に進むといいと思います。
そういう理由もございまして、ミッシェルのゴールドシリーズでは クレンジングクリームで優しくメイクを落として、ティッシュなどで抑えるように拭きとって その後 フレッシュナーで油膜を落としてから、ウォッシングクリームで1回だけ洗顔するような方法を選択しています。(宣伝してみました。)
いかがでしたでしょうか?
皆様がエステで行っている洗浄方法やお客様がお家で行っているクレンジングの方法を見なおしてみると 案外 面白い結果が出るかもしれませんよ。メーカーさんによってクレンジング&ウォッシング(洗浄)の方法が異なりますので、ご質問などございましたら、お気軽にご相談くださいね。
それでは、また!
こんにちは~。kunishiです。
今日もエステ経営者のため、そして開業のご準備中の方のために一生懸命にお話させていただきます。
前回までに、エステ技術の基本的な流れで解説してまいりましたが大きなポイントとして 洗浄(クリーニング)から賦活(マッサージによる活性化)までお話いたしました。
ここまでは お客様のお肌の違いによる施術方法の違いは、あまりありませんでしたが、次の段階の栄養導入(ODT)からは、大きく変わってまいります。
お客様のお肌状況によって 必要な施術が決まってくるからですね。
すべての方にODTは必要ではありますが、必要になる成分は全く異なってきますので、今回は(例)として通常肌~乾燥肌の方向けのアンチエイジング用の施術についてお話いたします。
そもそもアンチエイジングというのは、皆様がご期待&ご希望されるものだと思います。若かろうと年寄りであろうと 皆んな お肌の年齢は若くなりたいという願望があります。アンチエイジングとは(年齢に対抗すること)ですので、少しでもお肌を若々しくさせたいという意味です。
では、若々しいお肌(理想のお肌)とは、どんなものなのでしょうか?
美容業界では「うなはだけつ」といいまして、
「う」潤い…潤い すなわち 水分を保っていること。肌の中の水分量が適当であること。
「な」なめらかさ…肌の表面に凸凹がなく、ツルツルすべすべしている肌状態。
「は」ハリ…肌が引き締まっていること。たるんでいないお肌状態。
「だ」弾力…ベッドのスプリングのように、戻ろうとする状態が良いこと。
「け」血色…顔の色艶が良いこと。
「つ」つや…透明感があり、艶っぽい美しい肌。
このように 美肌のポイントの頭文字をつなげたもので、私も若い頃に習いました。
これらをエステ技術で実現するために、必要なこととして洗浄~賦活~導入の作業となってまいります。
導入材料は、とてもたくさんありますので 商材についてはここでは省きますが、基本的なことのみお話いたします。
導入方法といたしまして、導入効果が高いと思われる方法からですと
パラフィンパック>石膏マスク>導入用ピールオフマスク>塗布使用パック>シートマスク
このような順位かと思います。
パラフィン・・・
皮ふに行えるパック剤としては、もっとも高温で、しかも密着性が高く継続時間が長い。
温度が高いことで、水溶性でも油溶性成分でも 浸透度が高い。
石膏マスク・・・
パラフィンには敵わないが、密閉度と温度の継続性が高いし、比較的 施術が簡単。
こちらも水溶性&油溶性OK。
導入用ピールオフマスク・・・
ナボカル アルゲナマスクのように温度がかけられるパック材もあるが、
ほとんどの材料で温度がかけられない。密着度は高い。
マスク自体に成分が含まれたり、混ぜられたりできる。
終了したら はがせるので簡単。
塗布使用パック・・・
塗って放置した後、拭き取るタイプのパック剤。
塗るだけなので、とても簡単ではあるが、上記のものと比べ 温度がかけられないので
成分の浸透度でどうしても劣ってしまう。しかし安価なものが多いので
低価格で行えるメリットがある。
シートマスク・・・
美容成分配合のお顔型シートをのせるだけの簡単パック。
水溶性成分のみの浸透に向いている導入方法。
*ただし、イオン導入の場合には この方法が効果的。
(イオン導入については また今度 別途解説します。)
このように、美容成分を導入する方法もたくさんございますね。
美容機器を使用いたしますと、またまた大きく方法が変わりますが 今回は機器なしで解説中です。
パラフィン、石膏マスク、アルゲナマスクのように 温度がかけられるパック剤には
水溶性&油溶性成分を導入剤に使用いたしますと効果的です。
通常、油溶性の材料は 塗布だけですと浸透にとても時間がかかりますが、上記のような施術を行いますと
温度が高くなることで皮膚温が上がり発汗状態となり毛穴が開きます。
毛穴が開くことで、成分の浸透経路が広がりますので浸透度が高まります。
また、密着することで さらに美容成分を蒸発させることなく お肌側に継続的に浸透させることが
できますので、効果が期待できるわけですね。
効果に関しましては、下地に使用する美容成分(エッセンスやオイル、クリーム)で
全く違う施術メニューとなりますので、皆様のサロンでご要望の多いものからメニュー化していけば
いいのではないでしょうか。
・アンチエイジングメニュー
・ホワイトニングメニュー
・毛穴対策メニュー などなど
今日のお話は、導入(ODT)でしたが、いかがでしたか?
他のサロンとは違うメニュー作りも可能ですね。
詳しいことは、長くなりますので 一例しかご紹介できませんでしたが
もしご興味がございましたら私に電話などでご相談くださいね。
それでは、また!